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上尾市の外壁塗装に助成金は出る?——出ません。市の一覧2つで確かめました
出ません—
- 確認
- リフォーム全般を対象にした制度そのものが無い市です(市の資料2つで確認)
- 断熱
- 住宅断熱改修奨励金(上限10万円)は窓と断熱材が対象(令和8年度は9/7に受付終了)
- 耐震
- 23%・上限60万円
結論から書きます。上尾市には、外壁塗装に使える助成金がありません。——ただし「無い」は言い切るのが難しい情報です。制度がどこかの課にひっそりある、ということが起こり得るからです。そこで、市が公開している資料を2つ確かめました。ひとつは市の「助成金」一覧ページ、もうひとつは財政課が出している全庁の「補助金等一覧表」(令和8年4月1日現在)。どちらにも「リフォーム」も「塗装」も出てきません。そのうえで、上尾市に何があるのかを並べます。
補助が出ても出なくても、次に気になるのは総額です。——30坪だといくらか/業者を自分で調べる4つの方法
このページの内容全11項目
先に結論——出ません。ただし別の枠はあります
①上尾市には、外壁塗装に使える助成金がありません——リフォーム全般を対象にした制度そのものが無い市です
②市の資料2つで確かめました——「助成金」一覧ページと、全庁の「補助金等一覧表」(令和8年4月1日現在)
③あるのは住宅断熱改修奨励金(上限10万円)——ただし対象は窓と断熱材。塗装は入りません
④再エネ・省エネ対策推進奨励金もあります——太陽光・蓄電池・給湯機・ZEHなどの設備の枠です
⑤耐震改修は23%・上限60万円——ただし床面積1㎡につき34,100円という別の上限がかかります
「上尾市 外壁塗装 助成金」と検索する人が多いのには、理由があります。——隣が全部「出る市」だからです。川口市、越谷市、春日部市。どこも外壁塗装に補助を出しています。そのなかで上尾市だけが無い、という状態です。もっとも、所沢市も塗装には出しません。そのかわり年0.440%固定・500万円まで借りられる融資を持っています。
「無い」をどうやって確かめたか——市の資料2つ
「制度がある」は1つ見つければ言えますが、「制度が無い」はそうはいきません。——どこか別の課が出していないかを潰す必要があるからです。上尾市の場合、それが確かめられる資料が2つありました。
| 見た資料 | 結果 |
|---|---|
| ①上尾市Webサイト「助成金」一覧ページ | 住宅に関するものは住宅断熱改修奨励金/再エネ・省エネ対策推進奨励金/既存木造住宅の耐震診断・耐震改修/家具転倒防止器具/アスベスト分析調査/危険ブロック塀等撤去・築造/私道の整備/分譲マンション耐震診断。リフォーム助成は無し |
| ②上尾市「補助金等一覧表」PDF(財政課/令和8年4月1日現在) | 市の補助金を全庁分まとめた資料。「リフォーム」という語が0か所、「塗装」という語も0か所 |
②は上尾市 財政課(048-775-4247)が公開している一覧表。「詳しい事業内容や利用条件等については担当部署へ直接お問い合わせ下さい」との注記つき。
②のほうが重要です。——市の全部の補助金を財政課がまとめた資料に、「塗装」という言葉が一度も出てこない。これで「住宅の窓口にはないが、商工の窓口にはある」といった見落としも、ほぼ潰せます。
これは他の市を調べるときにも使える手です。——外壁塗装の補助が「商工観光課」や「産業振興課」の窓口にあることは、実際にあります。住宅の部署に電話して「ありません」と言われても、それは住宅政策の話をしているだけかもしれません。市の補助金一覧・予算資料のような「全庁をまとめた資料」を1本見るほうが確実です。
ただし、これで100%とは書きません。——一覧表は令和8年4月1日現在のものですし、年度の途中で補正予算がついて新しい制度が始まることはあります。確定させたいときは、上尾市の「助成金」ページを見るのがいちばん早いです。
住宅断熱改修奨励金——窓と断熱材の枠です
上尾市の住宅系でいちばん金額が大きいのが、この奨励金です(上限10万円)。ただし入り口が国の制度になっています。
令和8年度の受付は終了しています。——市は「※令和8年9月7日をもちまして予算に達したため、受付を終了しました。」としています(市のページの掲載日=2026年9月7日更新)。同じページの表では、予算額6,000,000円に対して交付申請可能額は0円です。内窓や窓の交換でこの奨励金を使うなら、来年度の受付を待つことになります。
| 区分 | 条件 | 奨励金の額 |
|---|---|---|
| 開口部の断熱改修 | 国の「先進的窓リノベ2026事業」に登録されている製品を使うこと | 1か所あたり/4.0㎡以上=25,000円/2.8〜4.0㎡未満=17,000円/1.6〜2.8㎡未満=11,000円/0.2〜1.6㎡未満=7,000円 |
| 躯体の断熱改修 | 国の「みらいエコ住宅2026事業」に登録されている断熱材を使うこと(壁・床などへの敷設) | 施工面積1㎡あたり1,600円(100円未満切り捨て) |
市の表記は「開口部の断熱工事、躯体の断熱工事を併せて上限100,000円」。条件は「令和8年4月1日以降に工事が完了し、令和9年3月31日までに申請手続きが完了すること」。1世帯1棟につき1回。「上尾市内に住所を有し、かつ居住する者であること」「奨励金申請時において、市税を滞納していないこと」。受付開始は令和8年5月1日(金曜日)から。窓口はゼロカーボン推進室(048-775-7308)。
対象になる製品まで、国の事業名で指定されています。
開口部=「先進的窓リノベ2026事業に登録されている製品を使用すること」
躯体=「みらいエコ住宅2026事業に登録されている製品を使用すること」
(上尾市 令和8年度住宅断熱改修奨励金)
「登録されている製品」という書き方が効いています。——性能が同じでも、国の事業に登録されていない製品では通りません。塗料はそもそも登録の対象外なので、どれだけ性能の高い遮熱塗料でも、この入り口には立てません。
そして、決め方にひとひねりあります。
「先着順で受付します。予算額に達した日に複数の申請があった場合は、同日中に受け付けた申請のいずれも有効なものの中から、抽選により交付を決定します」
(同)
基本は先着で、予算が尽きるその日だけ抽選になる。——当サイトが調べたなかで、これとまったく同じ形をしていたのが春日部市でした。春日部市の住宅リフォーム助成制度も「同日付けで予算を上回る複数の申請を受付した場合には抽選となります」「抽選の対象は、予算額に達した日(受付終了日)に受付した申請となります」としています。
同じ埼玉県内で、制度は違うのに決め方が同型です。——実務的な意味も同じで、「初日に近いほど確実」ということになります。上尾市の受付開始は5月1日でした。
塗装の立場から見ると、こうなります。
- 遮熱塗料も断熱塗料も、この奨励金の対象になりません。——国の登録製品ではないからです(遮熱塗料の話)
- 外壁の塗装と、外壁への断熱材の敷設は別の工事です。——対象になるのは断熱材のほうです
- 窓の断熱を同時にやるなら、そちらでは受けられます。——ただし計算されるのは窓の箇所数だけで、塗装の費用は入りません
足場を架けるタイミングで一緒にやる、という考え方はあります。——窓の内窓(インナーサッシ)は室内側の工事なので足場は要りませんが、外壁の張り替えと断熱材の充填をするなら、塗装と同じ足場を使えます。足場代は塗装の見積もりのなかでもまとまった金額になるので、「いつか外壁を直す」予定があるなら、まとめる価値はあります(費用の内訳)。
再エネ・省エネ対策推進奨励金——設備の枠です
塗装の記事でよく「上尾市には省エネ対策推進奨励金があります」と紹介される制度です。中身を見ておきます。
| 対象機器(個人) | 上限額 |
|---|---|
| 太陽光発電システム | 90,000円 |
| 家庭用蓄電池システム | 50,000円 |
| エネファーム | 50,000円 |
| ハイブリッド給湯機 | 30,000円 |
| おひさまエコキュート | 30,000円 |
| ZEH住宅等 | 100,000円 |
| 電気自動車/燃料電池自動車 | 各50,000円 |
| V2H充放電設備 | 50,000円 |
| 普通充電設備 | 10,000円 |
奨励金の額は、購入・設置に要する費用の2分の1または上限額のどちらか低い額。上尾市「補助金等一覧表」(令和8年4月1日現在)より。
見てのとおり、機器の名前しか並んでいません。——外壁塗装は、この表のどこにも入りません。「塗装と組み合わせれば使える」という説明を見かけることがありますが、正確には「太陽光や給湯機を入れれば、その設備に対して出る」だけです。塗装の費用が安くなるわけではありません。
耐震改修は上限60万円。ただし床面積で頭打ちになります
| 区分 | 内容 | 限度額 |
|---|---|---|
| 既存木造住宅 耐震診断補助金 | 昭和56年5月31日以前に着工した木造住宅の耐震診断 | 100,000円(1,000円未満切り捨て) |
| 既存木造住宅 耐震改修補助金 | 耐震改修に要した費用(住宅の床面積1㎡につき34,100円を限度)の23% | 600,000円(1,000円未満切り捨て) |
上部構造評点が1.0未満、またはその基礎が安全でないと耐震診断された住宅で、評点を1.0以上とするための耐震改修であることが条件。在来軸組工法または枠組壁工法、地上2階以下、本人または2親等以内の親族が所有。市税を完納していること。受付順で、予算がなくなり次第終了。建築安全課 048-775-8490。
市の要件は、こう書かれています。
対象住宅=昭和56年5月31日以前に着工された木造戸建て住宅(増築を除く)/在来軸組工法または枠組壁工法/地上2階以下/上部構造評点が1.0未満と診断されたもの
対象者=対象建築物に居住中または居住予定で、市税を完納している方
補助金額=耐震改修費用に対し「60万円を限度」
受付=予算に限りがあり受付順。予算達成時点で受付終了
(上尾市 既存木造住宅耐震改修補助制度/建築安全課 048-775-8490)
ここは、計算の順番に注意が要ります。——「23%で上限60万円」だけを見ると、工事費260万円で上限に届きそうに見えます。ところが、対象になる費用そのものに「床面積1㎡につき34,100円」という枠がかかります。
たとえば延べ床100㎡の家なら、対象費用の上限は341万円。——その23%は約78万円なので、この家なら60万円の上限のほうが先に効きます。いっぽう延べ床70㎡なら対象費用の上限は238万7千円、その23%は約54万9千円。——60万円に届きません。家が小さいほど、上限まで使い切れない仕組みです。
当サイトは全国の市区で耐震改修の限度額を並べてきましたが、115万円という額がいちばん多く出てきます(国の交付金の枠組みが共通のため・2026年9月11日時点)。上尾市の60万円は、そこから下にあります。——ただし耐震診断の10万円は、当サイトが見てきたなかでは高いほうです(5万円が多い)。「診断は手厚く、改修は控えめ」という組み方になっています。
診断も改修も、契約の前に申請して交付決定を受ける必要があります。——先に契約してしまうと対象外です。塗装と同じ足場でやりたい場合も、耐震のほうの決定が先になります。
そのほかに上尾市が出している住宅まわりの補助
| 制度 | 内容 |
|---|---|
| 危険ブロック塀等撤去・築造補助金制度 | 危険なブロック塀の撤去・築造。塗装のついでに塀を直すなら、ここを確認する価値があります(ブロック塀の話) |
| 雨水貯留施設設置等補助金 | 市販の雨水タンクの購入・設置費用の2分の1(1世帯1年度2基まで・限度額30,000円) |
| 家具転倒防止器具等設置補助金制度 | —— |
| 民間建築物のアスベスト分析調査費用補助 | 古い建物の外壁材にアスベストが含まれている場合があります |
| 分譲マンション耐震診断補助制度/私道の整備事業補助金 | —— |
上尾市Webサイト「助成金」一覧より。
塗装に直接ぶら下がるものはありませんが、ブロック塀とアスベストの2つは、外壁の工事のときに関係することがあります。——とくに塀は、足場を架ける前に決めておいたほうが段取りがいいところです。塗装の見積もりを取るときに、塀もあわせて見てもらってください(同じ条件で2〜3社に出してもらう)。
隣の市には出ています——だから紛らわしい
上尾市の周りは、外壁塗装に補助を出す市が並んでいます。
| 市 | 外壁塗装への補助 | 中身 |
|---|---|---|
| 上尾市 | なし | リフォーム助成の枠そのものがありません |
| 川口市 | あり | 工事費の5%・最大10万円(先着・市内に本社がある業者) |
| 越谷市 | あり | 20%・上限10万円(抽選・年2回・市内に本社がある業者) |
| 春日部市 | あり | 市内業者なら10%・上限10万円(市外業者だと外装は対象外) |
| さいたま市 | 令和6年度まであった | 高遮熱塗装が対象でしたが、令和7年度に廃止 |
ここで大事なのは、これらが全部「その市に住んでいる人が、その市内の業者に頼んだとき」の制度だということです。——上尾市民が川口市の業者に頼んでも、川口市の補助は使えません。制度の対象者は、どの市もその市の住民に限られています。
だから「埼玉県は外壁塗装の助成が出る」という書き方の記事には、気をつけてください。——出るのは市であって、県ではありません。そして市によって、出る・出ないがはっきり分かれます。
助成が無い前提で、費用を下げる
| やること | 効き方 |
|---|---|
| 同じ条件で2〜3社に出してもらう | ここがいちばん動きます。上尾市には業者の所在地の縛りもないので、選べる範囲は広いはずです(相見積もりの取り方/一括見積もりサービスを比べる) |
| 数量(㎡)を書いてもらう | 「外壁塗装一式」では比べられません。外壁◯㎡、屋根◯㎡、付帯部◯m(塗装面積の出し方/見積書チェック) |
| 外壁と屋根をまとめる | 足場代が1回で済みます。別々にやると足場代を2回払うことになります(屋根塗装の費用) |
| 色を明るめにする | 費用は変わらないのに、夏の室温への効き方が変わります(外壁・屋根塗装の色) |
| 耐震診断だけ先に受けておく | 昭和56年5月31日以前の木造なら、診断に10万円まで出ます。塗装とは別の話ですが、家の判断材料になります |
助成が無い市では、「補助金が使えます」という営業トークが出てきたときが分かれ目です。——上尾市には外壁塗装への補助がありません。もし言われたら、制度名を聞いてください。「省エネ対策推進奨励金」や「断熱改修奨励金」の名前が出たら、それは設備と窓の制度です(点検商法の見分け方)。そのうえで、金額そのものは概算を先に見てから見積もりを取ると、話が早くなります。
結婚新生活支援事業——新婚なら最大60万円
上尾市には、外壁塗装に使える可能性のある制度がもう1本あります。住宅のページを探しても出てきません。結婚・子育てのカテゴリにあり、窓口も住宅の部署ではないからです。
| 補助上限 | お二人とも29歳以下 60万円/それ以外 30万円 |
|---|---|
| 対象になる費用 | 住宅取得費(建物に係る部分のみ)・住宅の家賃、敷金・礼金、共益費、仲介手数料・住宅リフォーム費・引越費用 |
| 対象外 | 住宅に関する手当が支給されている場合は、その額が控除されます |
| 所得 | お二人の合計所得が500万円未満 |
| 年齢 | 婚姻日時点でお二人とも39歳以下 |
| 申請期間 | 令和8年4月1日〜令和9年3月31日に支払ったもの。申請も同期間(郵送と土曜開庁日の申請は受け付けていません) |
| 窓口 | 上尾市こども支援課(直接窓口へ) |
上尾市は外壁塗装を名指ししていませんが、対象外の一覧にも入っていません。ただし、リフォーム費用がどこまでの工事を指すのか、市は定義を公表していませんでした。ここから外壁の塗り替えが対象だと読み取ることは、当サイトではしていません。窓口で確認してから動いてください。
この制度はこども家庭庁の地域少子化対策重点推進交付金を使った単年度の事業です。年度が変われば金額も条件も変わります。予算の上限に達すると期間内でも受付を終えることがあるので、申請の前に必ず市の最新のページを見てください。
よくある質問
上尾市に、外壁塗装の助成金はありますか?
ありません。市の「助成金」一覧ページにも、財政課が公開している全庁の「補助金等一覧表」(令和8年4月1日現在)にも、リフォーム全般や塗装を対象にした制度は載っていません。
ネットで「上尾市は省エネ対策推進奨励金が使える」と書いてありました
制度自体はあります。ただし対象は太陽光発電・蓄電池・エネファーム・給湯機・電気自動車・ZEHなどの設備です。外壁塗装は入っていません。遮熱塗料を塗っても、この奨励金の対象にはなりません。
遮熱塗料や断熱塗料なら、断熱改修奨励金が使えますか?
使えません。上尾市の住宅断熱改修奨励金は、国の「先進的窓リノベ2026事業」に登録された製品での開口部の断熱改修か、「みらいエコ住宅2026事業」に登録された断熱材での躯体の断熱改修が対象です。塗料は登録製品ではないので、入り口に立てません。
窓の断熱と外壁塗装を一緒にやったら、塗装分も出ますか?
出ません。奨励金の額は、断熱改修をした開口部の箇所数と、断熱材を入れた面積から計算します。外壁塗装の費用は計算の外です。
断熱改修奨励金は、いくらもらえますか?
開口部は1か所あたり、4.0㎡以上で25,000円、2.8〜4.0㎡未満で17,000円、1.6〜2.8㎡未満で11,000円、0.2〜1.6㎡未満で7,000円です。躯体は施工面積1㎡あたり1,600円。両方あわせて上限10万円です。ただし令和8年度は、9月7日に予算に達して受付を終了しています。
耐震改修の補助はいくらですか?
耐震改修に要した費用の23パーセントで、上限60万円です。ただし対象となる費用には「住宅の床面積1㎡につき34,100円」という限度があるので、家が小さいほど上限に届きにくくなります。
耐震診断はいくらまで出ますか?
補助限度額は10万円です。昭和56年5月31日以前に着工した木造住宅が対象で、契約の前に補助申請をして交付決定を受ける必要があります。
川口市や越谷市には出ると聞きました
出ます。川口市は工事費の5%・最大10万円、越谷市は20%・上限10万円、春日部市は市内業者に頼めば10%・上限10万円です。ただしどれも、その市に住んでいる人が、その市内の業者に頼んだ場合の制度です。上尾市民は使えません。
上尾市でも、そのうち制度ができますか?
分かりません。市は今後の予定を公表していません。近隣市が実施していることは確かなので、毎年4月に市の「助成金」ページを見ておく価値はあります。
「上尾市の助成金が使えます」と言われました
制度名を聞いてください。上尾市に外壁塗装への補助はありません。「省エネ対策推進奨励金」や「断熱改修奨励金」の名前が出たら、それは設備と窓の制度で、塗装には出ないことを説明してください。
火災保険なら使えますか?
経年劣化では使えません。台風や雹など、原因がはっきりした自然災害による損傷であれば、保険の対象になることがあります。「保険で無料になる」と言い切る会社には気をつけてください(雹害のページ)。
助成が無いなら、安い会社に頼めばいいですか?
安さの中身を見てください。下塗りの回数、付帯部をどこまで含むか、足場の種類。同じ範囲で比べていないなら、安いのは当たり前です(この金額は妥当か)。範囲を減らすのは正当な調整ですが、工程を減らすのは別の話です(手抜き工事の見抜き方)。
上尾市で外壁塗装をすると、平均でいくらかかりますか?
上尾市だから相場が変わる、ということはありません。金額を決めるのは塗る面積と塗料のグレード、足場と下地の状態です。市によって変わるのは「補助で戻る額」のほうで、上尾市には外壁塗装に使える助成金が無いので、戻る額は0円の前提で考えます。坪数からの目安は30坪の相場にまとめました。
ホームセンター(カインズなど)で外壁塗装をしたら、補助金はもらえますか?
上尾市では、どこに頼んでも外壁塗装そのものに出る助成金はありません。窓や断熱材が対象の住宅断熱改修奨励金も、令和8年度は9月7日に予算に達して受付を終了しています。頼む先は、補助の有無ではなく、見積書の中身(数量・塗料名・工程)で比べてください。
お金がなくて外壁塗装ができないとき、上尾市で使える手はありますか?
外壁塗装に出る市の助成金はありません。家が昭和56年5月31日以前に建った木造なら、耐震改修の補助(費用の23%・上限60万円)が使えることがあるので、同じ足場でできる工事がないかを先に見てください。新婚の世帯なら、このページの結婚新生活支援事業の章も確かめてください。借りる・減らすといった道は外壁塗装のお金がないときにまとめました。
塗り替えで固定資産税は上がりません。下がりもしません。上がるのはどんな工事なのかを、外壁塗装と固定資産税で条文から確かめています。
参考にした情報
- 上尾市「結婚新生活支援事業」(対象となる経費=1 住宅取得費(建物に係る部分のみ対象)、2 住宅の家賃、敷金・礼金、共益費、仲介手数料、3 住宅リフォーム費、4 引越費用/住宅に関する手当が支給されている場合はその額を控除/補助金額=補助金の交付の対象となる経費に相当する額とし、最大30万円(29歳以下は最大60万円)。1,000円未満の端数は切り捨て/対象期間・申請期間=令和8年4月1日から令和9年3月31日(申請状況により期間内でも受付を終了する場合あり)/「郵送および土曜開庁日の申請は受け付けておりません」/「本事業からの補助金を受け取った場合には、受け取った日の属する年分の一時所得として課税対象になります」と市が明記)
- 上尾市Webサイト「助成金」一覧ページ(住宅関連=令和8年度上尾市住宅断熱改修奨励金/令和8年度上尾市再エネ・省エネ対策推進奨励金/令和8年度上尾市事業者向け省エネ設備等設置補助金/令和8年度上尾市事業者向け太陽光発電設備設置補助金/上尾市家具転倒防止器具等設置補助金制度/上尾市既存木造住宅耐震診断補助制度/上尾市既存木造住宅耐震改修補助制度/民間建築物のアスベスト分析調査費用補助/危険ブロック塀等撤去・築造補助金制度/私道の整備事業補助金/上尾市分譲マンション耐震診断補助制度。リフォーム全般を対象にした助成は掲載されていません)
- 上尾市「補助金等一覧表」PDF(財政課/掲載内容は令和8年4月1日現在/全庁の補助金をまとめた資料。本文中に「リフォーム」「塗装」という語は出てきません/「詳しい事業内容や利用条件等については担当部署へ直接お問い合わせ下さい」/財政課 048-775-4247)
- 上尾市「令和8年度上尾市住宅断熱改修奨励金」(開口部の断熱改修=国の「先進的窓リノベ2026事業」登録製品を使用、1か所あたり4.0㎡以上25,000円/2.8〜4.0㎡未満17,000円/1.6〜2.8㎡未満11,000円/0.2〜1.6㎡未満7,000円/躯体の断熱改修=国の「みらいエコ住宅2026事業」登録の断熱材を使用、施工部分の面積1㎡あたり1,600円、100円未満切り捨て/両工事あわせて上限100,000円/令和8年4月1日以降に工事完了・令和9年3月31日までに申請完了/1世帯1棟1回/市内に住所を有し居住/市税を滞納していないこと/受付開始 令和8年5月1日/ゼロカーボン推進室 048-775-7308)
- 上尾市「令和8年度上尾市再エネ・省エネ対策推進奨励金」(上限額=太陽光発電システム90,000円/家庭用蓄電池システム50,000円/エネファーム50,000円/ハイブリッド給湯機30,000円/おひさまエコキュート30,000円/電気自動車50,000円/燃料電池自動車50,000円/普通充電設備10,000円/V2H充放電設備50,000円/ZEH住宅等100,000円。奨励金交付金額は購入・設置に要する費用の2分の1または上限額のどちらか低い額)
- 上尾市「既存木造住宅耐震改修補助制度」「既存木造住宅耐震診断補助制度」(耐震診断=補助限度額100,000円、1,000円未満切り捨て/耐震改修=耐震改修に要した費用(住宅の床面積1㎡につき34,100円を限度)の23%、限度額600,000円/対象=昭和56年5月31日以前に着工した木造住宅、在来軸組工法または枠組壁工法、地上2階以下、上部構造評点1.0未満またはその基礎が安全でないと耐震診断されたもの、本人または2親等以内の親族が所有、市税を完納/「予算に限りがあり、無くなり次第終了」「受付順」/建築安全課 048-775-8490)
- 上尾市「雨水貯留施設設置等補助金」(市販の雨水タンクの購入・設置に要した費用の2分の1、1世帯につき1年度2基まで・限度額30,000円)
- 最終確認日:2026年9月11日(住宅断熱改修奨励金は9月7日で受付終了(市の助成金一覧に「【受付終了】」))。制度は年度で変わります。「無い」ことの確認は本ページ執筆時点のもので、年度途中に新しい制度が始まる可能性はあります。申し込む前に、必ず上尾市の公式ページと担当課で最新の内容をご確認ください。
- 上尾市「【受付終了】令和8年度上尾市住宅断熱改修奨励金」(ゼロカーボン推進室/ページID 0368581/掲載日 2026年9月7日更新)——「※令和8年9月7日をもちまして予算に達したため、受付を終了しました。」、予算額・交付申請額(令和8年9月7日時点)=予算額6,000,000円・交付申請可能額0円
- 上尾市の公式ページを開く——市の助成金の一覧です。受付終了の表示もここに出ます。申請の前に、必ずここで最新の内容を確かめてください
埼玉県の全体像は、埼玉県の助成金まとめにあります。——県からは出ず市町村で形が全部違うこと、着工前に申請する市と終わってから申請する市があること、そして受け取りが現金の市と電子マネーの市があることをまとめています。上尾市で出ない場合でも、県内の他の市の条件を見ておくと「なぜ出ないのか」が分かります。