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宇都宮市の外壁塗装に補助金は出る?——去年まで対象でした。令和8年度から外れています

普通の家には出ませんただし大谷石建築物なら外壁の修繕に3分の1・上限100万円

変更
市が「令和7年度まで実施していた『選択工事(外壁塗装等)』は、令和8年度から補助の対象外となります」と告知
ただし
大谷石のまちなみ景観保全補助金は「屋根・外壁の修繕工事」「長寿命化を目的とする外壁コーティング工事」が対象。3分の1・上限100万円
条件
大谷エリア・中心部エリア・集落エリアに現存する大谷石建築物で、道路から視認できるものに限られます
断熱
断熱改修で外壁を壊す費用は対象に入っています
大谷石(別枠)
大谷石利用促進補助は外壁に5平方メートル以上使うと上限が10万円から15万円に

宇都宮市は、令和8年度に外壁塗装を補助の対象から外しました。——市の告知にこうあります。「令和7年度まで実施していた『選択工事(外壁塗装等)』は、令和8年度から補助の対象外となります」。去年までは出ていた、ということです。市のパンフレットも、よくある質問の1問目で「外壁塗装工事は対象になりますか?」を扱い、「対象になりません。」と答えています。それでも断熱改修で外壁を壊す費用と大谷石には、まだ道が残っていました。

補助が出ても出なくても、次に気になるのは総額です。——30坪だといくらか/業者を自分で調べる4つの方法

このページの内容全15項目

先に結論——去年まで対象でした。今年度から外れています

①宇都宮市住宅改修事業費補助金に、外壁塗装は入りません
②市が「令和7年度まで実施していた『選択工事(外壁塗装等)』は、令和8年度から補助の対象外となります」と告知しています——去年までは対象でした
③市のパンフレットは、よくある質問の1問目で「外壁塗装工事は対象になりますか?」を扱っています。答えは「対象になりません。」
④ただし断熱改修で外壁を壊す費用は、対象に入っています
⑤大谷石を外壁に5㎡以上使うと、上限が10万円から15万円に上がります

宇都宮市には「宇都宮市住宅改修事業費補助金」という制度があります。補助額は対象工事費の10%(千円未満切り捨て)、上限10万円。申請期間は令和8年4月1日から令和9年3月31日までで、予算の範囲内です。

この制度は、去年まで外壁塗装に使えました。——市のページの冒頭、注意事項の3番目にこう書かれています。

「令和7年度まで実施していた『選択工事(外壁塗装等)』は、令和8年度から補助の対象外となります。」

「選択工事」という枠がなくなった、ということです。——検索して出てくる記事の中には、令和6年度・令和7年度の内容のまま残っているものがあります。「必須工事+選択工事の10%」という説明を見かけたら、それは前の年度の話です。

市のパンフレットは、1問目でこれを聞かれています

市が配っている「宇都宮市住宅改修事業費補助金パンフレット」の最後に、よくある質問が並んでいます。——その1問目が、これです。

質問回答
1外壁塗装工事は対象になりますか?対象になりません。
2市役所で業者を紹介してくれますか?業者の紹介はしていません。
8購入した材料を使用して自分で工事をした場合、購入費は対象となりますか?対象になりません。事業者と契約した工事が対象になります。

並び順が答えになっています。——いちばん多く聞かれるから、1問目に置いてあるということです。市のページ本文と、パンフレットのQ&A。2か所で否定されています。

8番目も見ておいてください。「事業者と契約した工事が対象」なので、材料を買って自分で塗る場合は、材料費も対象になりません(外壁塗装をDIYでやる)。

では何が残ったのか——7つの区分

令和8年度に対象となる工事は、7つに整理されています。

区分内容
1 断熱改修窓(勝手口は除く)、屋根、天井、壁又は床の断熱改修工事。省エネ基準(平成28年基準)を満たすことが必要(宇都宮市の地域区分は5)
2 バリアフリー改修介護保険法に規定するもの——手すり設置、段差解消、滑り防止、引き戸等への取替え、和式から洋式への便器取換え、浴槽の跨ぎの高さの変更
3 防犯性向上「防犯性能の高い建物部品目録」に掲載された製品(CPマーク付き製品)を使用した工事
4 間取り変更
(多子世帯のみ)
居室・収納の増設など。2人以上の子(うち18歳未満が1人以上)と同居する世帯のみ
5 増設
(多世代同居のみ)
台所・浴室・トイレ・玄関の増設で、改修後にこれらのどれか2つ以上が複数になる工事。直系尊属または直系卑属が3世代以上で同居する世帯のみ
6 太陽熱温水器設置ベターリビングの優良住宅部品の認定を受けた太陽熱温水器(BLマーク付き製品)を新たに設置する工事
7 地域活用に向けた間取り改修住宅の一部を集会所、子どもや高齢者の居場所等として活用するための工事

1の断熱改修に「壁」が入っています。——ここで「壁の断熱改修なら、外壁塗装も入るのでは」と読みたくなります。入りません。断熱改修は省エネ基準(平成28年基準)を満たすことが条件で、これは断熱材の性能で判定される基準です。塗料では届きません(遮熱塗料・断熱塗料に効果はあるのか)。

断熱改修で外壁を壊す費用は、対象に入っています

ここは市のパンフレットを読まないと出てこない話です。——「補助対象工事費として算定する項目例」という表に、こうあります。

断熱改修(屋根・天井・壁・床)の算定する費用
「断熱材本体、設置、断熱改修に伴う外壁等の解体、処分、運搬、諸経費等」

「断熱改修に伴う外壁等の解体、処分、運搬」が、はっきり入っています。——壁に断熱材を入れるには、外壁を開けなければなりません。その解体費と処分費と運搬費は、補助の計算に乗るということです。

外壁塗装を考えている方にとって、ここは順番の問題になります。——壁の断熱改修をするなら、外壁を開けた後に塗るのが自然です。先に塗ってしまうと、塗ったばかりの壁を壊すことになります(工程と工期)。

ただし、塗装そのものは1円も入りません。算定されるのは断熱改修に伴って発生した解体・処分・運搬までです。その後に塗り直す費用は、別勘定になります。見積書は断熱改修の部分と、塗装の部分を分けて作ってもらってください。

補助は対象工事費の10%・上限10万円です。9,999円以下の工事だと10%が千円未満になるため、補助金額は0円——これも市が例として書いています。555,000円(税込)の対象工事なら55,000円という計算です。

自治会に入っていないと、使えません

資格要件に、めずらしい条件が入っています。

世帯員全員について、次の要件を全て満たしていること
・市税の滞納がないこと
・自治会に加入していること
・宇都宮市暴力団排除条例に規定する暴力団員等でないこと
・過去に同一の住宅について本補助金を利用していないこと

いま住んでいる家のリフォーム補助で自治会加入を要件にしている市は、当サイトが調べたなかでは他にありません。自治会加入を求める制度そのものは各地にありますが、そのほとんどは空き家の取得や移住を後押しするものです。——市は「地域コミュニティ活性化のため、自治会への継続加入をお願いします」と添え、加入方法の問い合わせ先まで載せています(宇都宮市自治会連合会事務局 028-632-2289/みんなでまちづくり課 028-632-2287、いずれも市役所10階)。

申請には「自治会加入宣誓書」(様式第4号)という専用の書類があります。——チェック欄ではなく、独立した様式です。それだけ重く扱われている条件だということです。

ほかの申請者要件もあわせて。工事を実施した住宅(借家も含む)に居住(住民登録)していること、対象工事の契約者かつ工事費用を支払った者であること。借家でも使えるのは、他市よりゆるい部分です。

事前申込のあと、すぐ契約して構いません

助成金の記事では、いつも「交付決定を待ってから契約」と書きます。宇都宮市は違います。

質問(市のパンフレットQ&A 4番)市の回答
補助金の事前申込をしたら直ぐに工事の契約をして良いですか?「市から事前申込受付完了の通知はしませんので、事前申込後直ぐに工事の契約をして構いません。」

「市から通知はしない」と書いてあるのが親切です。——多くの市では交付決定通知が届くまで契約してはいけません(常滑市は決定後90日以内に契約、津島市は「交付決定が通知された後にお願いします」と明記)。宇都宮市は事前申込を出した時点で先に進めます。通知を待って何週間も止まる、ということがありません。

それでも順番は変えられません。——「工事契約日以前に、事前申込が必要」「すでに着工又は終了している工事は、補助の対象外」。事前申込 → 契約 → 着工の順です。そして事前申込者の変更はできません。市は「事前申込者は『補助金の申請者=工事契約者=工事費用を支払った者』になります」としています。夫の名前で申し込んで妻が払う、という形は通りません。

電子申請にも対応しています。——宇都宮市電子申請共通システムで、事前申込も申請もできます。窓口は市役所本庁舎10階の住宅政策課で、地区市民センターや出張所では受け付けていません(パンフレットQ&A 3番)。

大谷石なら、外壁に15万円出ます

宇都宮市には、外壁そのものにお金が出る制度がひとつだけあります。大谷石利用促進補助制度です。

項目居宅の場合
要件内外装の材料として大谷石を5平方メートル以上利用すること
補助額大谷石を利用した際に要する経費の30パーセント
(1㎡あたり工事単価6万円以下。仕上げ加工石使用部分は1㎡あたり7万2千円以下)
上限10万円。ただし外壁として5平方メートル以上利用した場合は15万円
「内外装」の定義建物の内壁、外壁、床材、テラス、ポーチ
対象の石宇都宮市大谷町周辺から産出された、天然の大谷石(再使用品等は除く)
窓口魅力創造部 観光MICE推進課 大谷振興室(市役所本庁舎12階)/028-632-2455・028-632-2427

上限が2段になっているのが、この制度の要点です。——内装だけなら10万円、外壁に5㎡以上使えば15万円。5万円の差が、外壁に使うかどうかで付いています。

窓口が住宅政策課ではないところにも意味があります。——観光MICE推進課の大谷振興室。これは住宅政策ではなく地場産業の振興として作られた制度だということです(同じ考え方の制度は、岐阜県の多治見市の美濃焼タイル補助にもありました)。

注意点が2つあります。
①同一工事で、国・県の補助金等、またはこの要綱によらない宇都宮市の他の補助金等を受ける場合は対象外——住宅改修事業費補助金との重ね取りはできません
②工事を行う前に交付申請——市も「受付から決定には一定期間を要しますので、工事着工まで余裕をもったスケジュールでお申し込みください」としています

申請には「大谷石の使用面積が分かる工事図面(平面図、立面図等)」が必要です。——完成後は「大谷石使用部分の各箇所の寸法が分かるよう撮影した写真」を出します。市は完成写真をもとに面積の確認を行うと書いているので、寸法が読み取れる撮り方でないと差し戻されます。

もうひとつの大谷石——外壁の修繕に3分の1・100万円

大谷石の制度は、もう1本あります。——前の章の大谷石利用促進補助制度(上限15万円)とは別の制度で、担当課も金額も違います。

宇都宮市大谷石のまちなみ景観保全補助金。担当はまちづくり推進部です。市の説明を引きます。

「適正な維持管理や修繕により大谷石建築物を保全するため、大谷エリア・中心部エリア・集落エリアに現存する大谷石建築物の所有者等を対象とし、大谷石建築物の保全及び視認性向上に資する工事を行う際の費用の一部を補助します。」

補助対象事業を、市はこう挙げています。

補助対象事業
(1)屋根・外壁の修繕工事
(2)長寿命化を目的とする外壁コーティング工事
(3)道路からの視認性の向上に資する工事
(4)耐震性の向上に資する工事

「屋根・外壁の修繕工事」と「外壁コーティング工事」。——外壁にかかる工事が、2つも並んでいます。金額は「1軒あたりの補助対象工事費、1/3(上限額100万円)」。前の章の15万円とは、桁が違います。

ただし対象は大谷石建築物です。——サイディングやモルタルの家の塗り替えには使えません。大谷エリア・中心部エリア・集落エリアに現存する大谷石建築物で、しかも「道路から視認できるものに限ります。」エリアの範囲は市のパンフレットで確認してください。

敷地内の塀も入ります。市は「補助対象となる大谷石建築物の敷地内にある大谷石塀についても、安全性が確保されたもの(高さ80センチメートル以下の場合など)については対象とします。」としています。

対象になる方の条件は4つ。大谷石建築物の所有者・管理者・所有者の二親等以内であること、工事の契約者であること、「この制度による補助金の交付を初めて受ける又は交付を受けて10年以上経過すること」、市税を滞納していないこと。

工事の中身にも条件があります。市は「建築された当時の外観を可能な限り保持又は復元するもの」を補助対象としています。——好きな色に塗る工事ではなく、元の姿に戻す工事だということです。

受付は随時。ただし「予算の範囲内での受付となりますので、申請の状況により、受付を終了する場合があります。」そして「補助金交付決定後に契約した工事が補助対象となります。」——契約の前に申請です。市も「申請から交付決定まで一定期間を要しますので、事前相談または余裕を持ったスケジュールでのお申込みをお願いいたします。」としています。

実家に大谷石の蔵や納屋がある方へ。——宇都宮では珍しくない造りです。母屋の塗り替えには補助が出なくても、蔵の外壁の修繕には3分の1・100万円まで出る可能性があります。足場を1回で済ませるなら、同じ時期にやるほうが得です。まちづくり推進部に相談してください。

耐震改修は107万円。115万円から外れています

宇都宮市の木造住宅耐震改修補助は、上限が107万円です。

制度内容
木造住宅耐震診断士派遣制度無料で耐震診断を実施。手続きの負担軽減を図るため、市が診断士を派遣する形
木造住宅耐震改修補助耐震改修に要した費用の5分の4以内、107万円を限度(補強計画補助を利用している場合)

当サイトが調べた市区では、耐震改修の上限を115万円としているところが最も多く出てきます(2026年9月11日時点)。——宇都宮市の107万円は、そこから外れています。115万円より低い市は、東大阪市(105万円)や松戸市(100万円)などほかにもあります。

対象になる住宅と人

  • 昭和56年5月31日以前の基準により建築された住宅
  • 木造2階建て以下の一戸建て住宅で、在来軸組工法、伝統的構法または枠組壁工法により建築されたもの
  • 賃貸を目的としない住宅であること
  • 耐震診断の結果、上部構造評点の最小が1.0未満であること(改修補助の場合)
  • 住宅を所有する個人、またはその二親等以内の親族が申請すること
  • 市税、国税、県税を滞納していないこと——国税(その3の2)および栃木県税の納税証明書の提出が必要です

枠組壁工法(ツーバイフォー)が対象に含まれているのは、めずらしい部分です。——多くの市はツーバイフォーを対象外にしています(船橋市、仙台市など)。宇都宮市は在来軸組・伝統的構法と並べて、枠組壁工法も対象にしています。

市は9月の防災月間に合わせて「防災ベッド」と「耐震シェルター」の実物展示を行っています。令和8年はミライト一条 市民ギャラリー(9月1日〜、シェルターは9月28日まで)、フレスポうつのみや市場(9月14日〜25日)、市役所1階市民ホール(8月31日〜9月11日)。買う前に実物を見られる機会です。

ブロック塀は令和8年度から増額されました

宇都宮市ブロック塀等安全対策補助制度は、令和8年度に金額が上がっています。

工事補助対象額の計算補助率・限度額
撤去工事撤去等を行った部分の見付面積に1万5千円(令和8年度から増額)を乗じた額と、見積額のいずれか少ない金額スクールゾーン等:4分の3・限度額22万5千円(令和8年度から増額)
上記以外の地域:2分の1・限度額15万円(令和8年度から増額)
撤去後の再築工事
(令和3年度から)
再築を行った部分の見付長さに2万円を乗じた額と、見積額のいずれか少ない金額市内全域:3分の1・限度額6万6千円

「スクールゾーン等」かどうかで、限度額が22万5千円と15万円に分かれます。——7万5千円の差です。自分の家の前がスクールゾーンかどうかは、建築指導課に聞いてください。

宇都宮ならではの一文

「ブロック塀等とは、コンクリート製の塀、ブロック塀、石積塀、大谷石塀、万年塀などをいいます。」
——大谷石塀が名指しで入っています。そして「石積塀、大谷石塀の場合は、道路面からの高さを80センチメートル以下に減じる工事も可」。全部壊さなくても、低くするだけで対象になります。

これは他市と違うところです。——常滑市は「一部のみの除却は対象外」と明記していました。宇都宮市は、大谷石の塀に限って「低くする」を認めています。大谷石の塀が多い土地ならではの作りです。

対象になる主な条件は2つです。——①一般通行の用に供する道路等(道路、公園、公共施設の敷地等)に面するもの ②道路面から80センチメートルを超えるもの(擁壁等の上にある場合は、擁壁等との高さの合計が80センチメートルを超え、かつブロック塀等の高さが60センチメートルを超えるもの)。再築は「生垣や透視可能なフェンス等」が対象で、ブロック塀等の重量な塀は対象外です。

市は「既存の塀を撤去した後に新たに塀を造る場合は、現行の建築基準法令に適合させる必要があります。基準に適合しないと認められる場合は、補助金の取り消しや返還の対象となります」と注意しています。撤去せずに古い塀を塗るという選択もありますが、膨れや剥がれが起きやすい工事です(ブロック塀の塗装)。

塗装だけなら、補助は無い前提で

外壁を塗るだけ。断熱材も入れない、大谷石も使わない、耐震改修もしない。——この場合、宇都宮市から出るお金はありません。

やること効き方
昭和56年5月31日以前の木造なら、無料の耐震診断から改修まで進めば最大107万円。ツーバイフォーも対象です。塗装より桁が大きいので、順番はこちらが先
寒さが気になっているなら、断熱改修と一緒に考える外壁を開ける解体・処分・運搬まで補助の計算に乗ります。ただし塗装そのものは対象外なので、見積書を分けてもらうこと
塀が道路に面していて80cmを超えるなら、先に相談スクールゾーン等なら22万5千円。大谷石の塀なら低くするだけでも対象。契約前の相談が必要です
塗装のほうは、面積と塗料名を揃えて2〜3社に出してもらう市から出ない以上、安くなる余地は工事の中身と会社の取り分にしかありません(見積もりを並べる/この金額は妥当か)
屋根と外壁を分けない足場は塗る面積が小さくてもほぼ同じだけかかります(屋根塗装の相場)

結婚新生活支援事業——新婚なら最大60万円

宇都宮市には、外壁塗装に使える可能性のある制度がもう1本あります。住宅のページを探しても出てきません。結婚・子育てのカテゴリにあり、窓口も住宅の部署ではないからです。

補助上限お二人とも29歳以下 60万円/それ以外 30万円
対象になる費用住宅取得費用または住宅賃借費用・引越費用・リフォーム費用
対象外市のページの一覧をご確認ください
所得お二人の合計所得が500万円未満
年齢婚姻日時点でお二人とも39歳以下
申請期間オンライン申請は令和9年3月1日23時59分まで/窓口持参・郵送は同日17時15分必着。予算額の上限に達した時点で受付終了
窓口宇都宮市(まず事前相談から。審査に2〜3か月かかります)

宇都宮市は外壁塗装を名指ししていません。リフォーム費用の定義も、対象外の一覧も、市は公表していませんでした。塗り替えを含められるかどうかは、市に聞かないと分かりません。見積書を用意してから窓口に相談してください。

この制度はこども家庭庁の地域少子化対策重点推進交付金を使った単年度の事業です。年度が変われば金額も条件も変わります。予算の上限に達すると期間内でも受付を終えることがあるので、申請の前に必ず市の最新のページを見てください。

国の補助金なら使えますか

市の制度に条件が付くと分かると、次に出てくるのがこの質問です。先に答えを書きます。外壁塗装そのものに出る国の補助金は、ありません。

よく名前が挙がるみらいエコ住宅2026事業も、対象は窓などの開口部の断熱改修、躯体の断熱改修、給湯器といった設備です。塗り替えは対象工事に入っていません。

まぎらわしいのが「躯体の断熱改修」です。これは壁・天井・床に断熱材を入れる工事のことで、断熱塗料や遮熱塗料を塗ることではありません。「外壁が対象」という説明だけを見て、塗り替えも入ると思ってしまう方がいます。

窓の断熱や給湯器の交換を同時にやるなら、その部分は対象になり得ます。ただし申請には「住宅省エネ支援事業者」に登録した業者が工事を請け負う必要があり、予算の上限に達した時点で受付が終わります。くわしくは国の制度と外壁塗装の関係にまとめました。

よくある質問

大谷石の補助は2種類あるのですか?

あります。ひとつは大谷石利用促進補助制度(観光MICE推進課 大谷振興室)で、内外装に大谷石を5平方メートル以上使うと30パーセント・上限10万円、外壁なら15万円。もうひとつが大谷石のまちなみ景観保全補助金(まちづくり推進部)で、大谷石建築物の屋根・外壁の修繕工事や外壁コーティング工事に3分の1・上限100万円です。金額も担当課も違います。

大谷石のまちなみ景観保全補助金は、どんな家が対象ですか?

大谷エリア・中心部エリア・集落エリアに現存する大谷石建築物で、道路から視認できるものに限られます。敷地内の大谷石塀も、安全性が確保されたもの(高さ80センチメートル以下の場合など)は対象です。エリアの範囲は市のパンフレットで確認してください。

大谷石の蔵を好きな色に塗り替えても対象になりますか?

なりません。市は補助対象事業を「建築された当時の外観を可能な限り保持又は復元するもの」としています。元の姿に戻す方向の工事が前提です。

その補助は何度でも使えますか?

使えません。補助対象者の条件に「この制度による補助金の交付を初めて受ける又は交付を受けて10年以上経過すること」とあります。前に受けている場合は10年空ける必要があります。

宇都宮市の外壁塗装助成金は、いくらですか?

ありません。——市が「令和7年度まで実施していた『選択工事(外壁塗装等)』は、令和8年度から補助の対象外となります」と告知しています。市のパンフレットのよくある質問でも、1問目「外壁塗装工事は対象になりますか?」の答えが「対象になりません。」です。

去年は使えたと聞きました

使えました。令和7年度までは「選択工事(外壁塗装等)」という枠がありました。——令和8年度から、その枠がなくなっています。検索で出てくる記事に「必須工事+選択工事の10%」という説明があれば、それは前の年度の内容です。

住宅改修事業費補助金は、いくら出ますか?

対象工事費の10%(千円未満切り捨て)で、上限10万円です。——市の例では555,000円(税込)の対象工事なら55,000円。9,999円以下だと10%が千円未満になるので、補助金額は0円になります。

壁の断熱改修が対象なら、外壁塗装も入りませんか?

入りません。——断熱改修は省エネ基準(平成28年基準)を満たすことが条件で、これは断熱材の性能で判定される基準です(宇都宮市の地域区分は5)。塗料では届きません。

断熱改修で外壁を壊す費用は、どうなりますか?

対象に入っています。——市のパンフレットの「補助対象工事費として算定する項目例」に、「断熱材本体、設置、断熱改修に伴う外壁等の解体、処分、運搬、諸経費等」とあります。ただし、その後に塗り直す費用は別勘定です。見積書は断熱改修の部分と塗装の部分を分けて作ってもらってください。

自治会に入っていないと使えませんか?

使えません。——資格要件に「世帯員全員が自治会に加入していること」とあり、「自治会加入宣誓書」(様式第4号)という専用の書類まであります。いま住んでいる家のリフォーム補助で自治会加入を要件にしている市は、当サイトが調べたなかでは他にありません。自治会加入を求める制度そのものは各地にありますが、そのほとんどは空き家の取得や移住を後押しするものです。加入方法は宇都宮市自治会連合会事務局(028-632-2289)へ。

借家でも使えますか?

使えます。——市は対象を「工事を実施した住宅(借家も含む)に居住(住民登録)している者」としています。ただし、対象工事の契約者かつ工事費用を支払った者であることが条件です。

事前申込のあと、交付決定を待つ必要はありますか?

ありません。ここは他市と違います。——市のQ&Aに「市から事前申込受付完了の通知はしませんので、事前申込後直ぐに工事の契約をして構いません」とあります。ただし順番は変えられません。「工事契約日以前に、事前申込が必要」「すでに着工又は終了している工事は、補助の対象外」です。

申し込んだあとで、名義を変えられますか?

変更できません。——市は「事前申込者は『補助金の申請者=工事契約者=工事費用を支払った者』になりますので、ご注意ください」としています。夫の名前で申し込んで妻が払う、という形は通りません。

自分で塗った場合、材料費は対象になりますか?

なりません。——市のQ&A 8番に「対象になりません。事業者と契約した工事が対象になります」とあります。

大谷石を使うと、いくら出ますか?

経費の30パーセントで、上限10万円。外壁として5平方メートル以上使えば15万円です。——単価の上限は1㎡あたり6万円(仕上げ加工石は7万2千円)。対象は宇都宮市大谷町周辺から産出された天然の大谷石(再使用品等は除く)で、「内外装」とは建物の内壁、外壁、床材、テラス、ポーチを指します。

大谷石の窓口は、住宅政策課ですか?

違います。魅力創造部 観光MICE推進課 大谷振興室(市役所本庁舎12階)です。——住宅政策ではなく、地場産業の振興として作られた制度だということです。電話は028-632-2455または028-632-2427。

大谷石と住宅改修、両方使えますか?

同一工事では使えません。——大谷石の要綱に「同一工事で、国、県の補助金等又はこの要綱によらない宇都宮市の他の補助金等を受ける場合、この補助金の補助対象外となります」とあります。

耐震改修は、いくらまで出ますか?

107万円です。——耐震改修に要した費用の5分の4以内(補強計画補助を利用している場合)。当サイトが調べた市区では115万円が最も多く出てくるので(2026年9月11日時点)、宇都宮市はそこから外れています。耐震診断は市が診断士を派遣する形で無料です。

ツーバイフォーの家ですが、耐震の対象になりますか?

なります。——宇都宮市は「在来軸組工法、伝統的構法及び枠組壁工法により建築された住宅」を対象にしています。多くの市は枠組壁工法(ツーバイフォー)を対象外にしているので、ここはめずらしい部分です。

ブロック塀の撤去は、いくら出ますか?

令和8年度から増額されました。——見付面積に1万5千円を乗じた額と見積額の少ないほうが対象額で、スクールゾーン等は4分の3・限度額22万5千円、それ以外は2分の1・限度額15万円。撤去後に生垣や透視可能なフェンスを再築する場合は、見付長さに2万円を乗じた額の3分の1・限度額6万6千円です。

大谷石の塀は、全部壊さないとだめですか?

低くするだけで対象になります。——市は「石積塀、大谷石塀の場合は、道路面からの高さを80センチメートル以下に減じる工事も可」としています。常滑市が「一部のみの除却は対象外」と明記しているのと対照的で、大谷石の塀が多い土地ならではの作りです。

栃木県内の他の市町はどうですか?

25市町のうち、工事の種類を問わないリフォーム助成があるのは4市町だけです。——鹿沼市(上限8万円)・塩谷町(上限20万円)・市貝町(5分の1で上限20万円)・那須烏山市(上限10万円)。そのうち那須烏山市は、対象工事の表に「外壁の塗装、カバー・張替え工事」と書いていて、足場費用も対象です(栃木県の制度をまとめて見る)。

宇都宮市で外壁塗装の相場はいくらですか?

宇都宮市だから相場が変わる、ということはありません。——金額を決めるのは塗る面積と塗料のグレード、足場と下地の状態です。市によって変わるのは「補助で戻る額」のほうで、宇都宮市は令和8年度から外壁塗装が住宅改修事業費補助金の対象外になったため、塗装だけなら戻る額は0円の前提で考えます(大谷石の外壁は別の制度があります)。坪数からの目安は30坪の相場にまとめました。

宇都宮で外壁塗装を頼むなら、どこがいいですか?

市は業者の紹介をしていません。——市のパンフレットのQ&Aに「業者の紹介はしていません」と書かれています。補助が出ないぶん、総額の差がそのまま自己負担の差になるので、同じ範囲・同じ工程で2〜3社に見積もりを出してもらうのが確実です。業者の調べ方は業者を自分で調べる4つの方法にまとめました。

ホームセンター(カインズなど)で外壁塗装をしたら、補助金はもらえますか?

令和8年度の宇都宮市では、どこに頼んでも外壁塗装そのものに補助は出ません。——住宅改修事業費補助金の対象から外壁塗装が外れたためで、市のパンフレットのQ&Aでも1問目で「対象になりません」と答えています。なお同じQ&Aは「事業者と契約した工事が対象」ともしているので、材料を買って自分で塗る場合も対象外です。

塗り替えで固定資産税は上がりません。下がりもしません。上がるのはどんな工事なのかを、外壁塗装と固定資産税で条文から確かめています。

参考にした情報

  • 宇都宮市「宇都宮市結婚新生活支援事業」(更新日 令和8年7月28日/「結婚に伴う住宅取得費用又は住宅賃借費用、引越費用、リフォーム費用の一部を一世帯あたり最大30万円、婚姻届け受理時の年齢が夫婦共に29歳以下の場合は、一世帯あたり最大60万円補助します。」/審査に2〜3か月程度/1回目の申請者は事前相談が必要/提出期限=令和9年3月1日、オンラインは23時59分・窓口持参および郵送は17時15分必着/申請が予算額の上限に達した時点で受付を終了することがあります)
  • 宇都宮市「大谷石の支援制度をご活用ください!」(令和7年7月31日更新・ページID 1027168)および大谷石の景観保全補助金パンフレット・要綱
  • 宇都宮市「令和8年度 宇都宮市住宅改修事業費補助金」ページID1044274(更新日 令和8年7月15日/「工事契約日以前に、事前申込が必要となります」「すでに着工又は終了している工事は、補助の対象外となります」「令和7年度まで実施していた『選択工事(外壁塗装等)』は、令和8年度から補助の対象外となります」/申請期間 令和8年4月1日〜令和9年3月31日、予算の範囲内/担当 都市整備部 住宅政策課 住宅政策グループ 028-632-2735)
  • 宇都宮市「宇都宮市住宅改修事業費補助金パンフレット(令和8年度版)」PDF(資格要件=市内にある住宅、住宅の機能や性能を向上させる工事、令和8年4月1日以降に事業者と契約、事前申込後に契約、工事を実施した住宅(借家も含む)に居住、対象工事の契約者かつ工事費用を支払った者、市税の滞納がないこと、自治会に加入していること、暴力団員等でないこと、過去に同一の住宅について本補助金を利用していないこと/対象工事7区分=断熱改修(窓(勝手口は除く)・屋根・天井・壁又は床/省エネ基準(平成28年基準)/宇都宮市の地域区分は5)、バリアフリー改修、防犯性向上(CPマーク付き製品)、間取り変更(多子世帯のみ)、増設(多世代同居のみ)、太陽熱温水器設置(BLマーク付き製品)、地域活用に向けた間取り改修/補助金額=対象工事費の10%(千円未満切り捨て)・上限10万円/よくある質問1「外壁塗装工事は対象になりますか?」→「対象になりません。」/質問4「補助金の事前申込をしたら直ぐに工事の契約をして良いですか?」→「市から事前申込受付完了の通知はしませんので、事前申込後直ぐに工事の契約をして構いません。」/質問5 事前申込者の変更はできない/質問8 購入した材料で自分で工事した場合は対象外)
  • 宇都宮市「【補助対象工事費として算定しない費用例】」PDF/同「補助対象工事費として算定する項目例」(断熱改修(屋根・天井・壁・床)=「断熱材本体、設置、断熱改修に伴う外壁等の解体、処分、運搬、諸経費等」)
  • 宇都宮市「大谷石利用促進補助制度」ページID1005665(更新日 令和8年4月16日/居宅は内外装の材料として大谷石を5平方メートル以上利用/経費の30パーセント、1㎡あたり工事単価6万円以下・仕上げ加工石使用部分は7万2千円以下/上限10万円、ただし外壁として5平方メートル以上利用した場合は15万円/内外装=建物の内壁、外壁、床材、テラス、ポーチ/宇都宮市大谷町周辺から産出された天然の大谷石(再使用品等は除く)/同一工事で国・県の補助金等を受ける場合は対象外/受付 魅力創造部 観光MICE推進課 大谷振興室(本庁舎12階)028-632-2455・028-632-2427)
  • 宇都宮市「耐震診断・耐震改修の促進」ページID1005909(更新日 令和8年8月31日/木造住宅耐震診断士派遣制度=無料/木造住宅耐震改修補助=耐震改修に要した費用の5分の4以内、107万円を限度(補強計画補助を利用している場合)/対象=昭和56年5月31日以前の基準により建築、木造2階建て以下の一戸建て、在来軸組工法・伝統的構法及び枠組壁工法、賃貸を目的としない住宅、上部構造評点の最小が1.0未満/市税・国税・県税を滞納していないこと/防災月間の防災ベッド・耐震シェルター巡回展示)
  • 宇都宮市「宇都宮市ブロック塀等安全対策補助制度」ページID1016599(更新日 令和8年3月31日/ブロック塀等=コンクリート製の塀、ブロック塀、石積塀、大谷石塀、万年塀など/条件=一般通行の用に供する道路等に面するもの、道路面から80センチメートルを超えるもの/撤去=見付面積に1万5千円(令和8年度から増額)と見積額の少ないほう。スクールゾーン等は4分の3・限度22万5千円、それ以外は2分の1・限度15万円/「石積塀、大谷石塀の場合は、道路面からの高さを80センチメートル以下に減じる工事も可」/再築(令和3年度から)=見付長さに2万円と見積額の少ないほうの3分の1・限度6万6千円、生垣や透視可能なフェンス等が対象)
  • 最終確認日:2026年9月11日(令和8年度住宅改修事業費補助金は受付中(令和9年3月31日まで。外壁塗装などの選択工事は対象外))。制度は年度で変わります。実際にこの市は令和8年度に外壁塗装を対象から外し、ブロック塀を増額しました。申し込む前に、必ず市の公式ページと担当課でご確認ください。

栃木県内のほかの市も調べています。栃木市(一般のリフォーム助成は無く、耐震は市内本店の業者で135万円)/栃木県の助成金まとめ。

栃木県内の9市を、1件ずつ市の公式情報で調べています。——宇都宮市で出なくても、隣の市では条件が違うことがあります。全体像は栃木県の助成金まとめにあります。

小山市/足利市/栃木市/佐野市/那須塩原市/那須烏山市/鹿沼市/日光市

栃木県内のほかの市も調べています。——那須塩原市(補助金の残り件数を市が数字で公表している珍しい市)/小山市/佐野市。全体像は栃木県の助成金まとめにあります。