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碧南市の外壁塗装に助成金は出る?——市公式が「制度がありません」。ただし瓦屋根は最大78万3千円

出ませんただし瓦屋根は最大78万3千円

市の回答
市公式が「制度がありません」

「碧南市 外壁塗装 助成金」で調べてこられた方へ。先に答えを書きます。外壁塗装そのものへの補助は、ありません。市の公式ページにはっきり書かれています。ただ——屋根が瓦なら、話が変わります。碧南市の瓦屋根の補助は、近隣の市と金額が違います。診断の上限が1万円ほど高く、そのうえ市内で焼かれた粘土瓦を使うと、最大20万円が上乗せされます。合計すると78万3,500円。さらに、近隣の市では受付が終わっている省エネ改修の補助が、碧南市にはまだ残っています(9月11日現在)。市公式の原文で確かめました(2026年8月31日確認)。

補助が出ても出なくても、次に気になるのは総額です。——30坪だといくらか/愛知県の外壁塗装 悪質業者リスト

このページの内容全16項目

市の公式が「制度がありません」と書いています

まず、いちばん知りたいところから。碧南市は、外壁塗装だけを対象にした補助を出していません。推測ではなく、市が自分で書いています。

「住宅の外壁塗装の補助金や助成金について、碧南市では制度がありません。」

——碧南市 建設部 建築課「外壁塗装の補助金・助成金について質問したい」(ページID 17393・更新日2021年5月25日)

この一文があるだけで、探す時間が節約できます。「まだ見つかっていないだけかもしれない」と探し続ける必要がありません。

ただしここで終わらせるのはもったいないのが碧南市です。屋根が瓦なら、他の市より条件のいい制度があります。

市内で焼いた瓦を使うと、最大20万円が上乗せされます

愛知県内では、瓦屋根の耐風対策に補助を出している市町が複数あります。当サイトがこれまでに市の公式で確かめた一宮市・西尾市・安城市・刈谷市の4市では、金額が診断2万1千円+改修55万2千円=57万3千円でそろっていました。碧南市は、この4市とは中身が違います。

碧南市の「三州瓦加算」

「市内に本社又は工場を有する事業者の事業所において生産された粘土瓦を使用した場合、使用面積(平方メートル)に1,200円乗じた額を加算(上限20万円)」

——碧南市「住宅瓦屋根耐風改修等補助金制度」(ページID 18554)

1平方メートルあたり1,200円。上限は20万円です。

ここは読み違えやすいので、はっきり書いておきます。制度の名前は「三州瓦加算」ですが、条件として書かれているのは「市内に本社又は工場を有する事業者の事業所において生産された」粘土瓦です。産地の呼び名で決まるのではなく、碧南市内で生産されたかどうかで決まる、と読めます。

だから「三州瓦を使いますから加算が付きますよね」と決めつけないでください。聞き方はこうです。

「この瓦は、碧南市の三州瓦加算の対象になりますか。使用証明書は出せますか。」

申請には「三州瓦使用証明書」という専用の様式が用意されています(市がWord・PDF・記載例を公開しています)。書くのは業者です。だから見積もりの段階で聞いておく意味があります。

ちなみに隣の高浜市にも、三州瓦を使うと出る補助があります。ただし仕組みがまったく違い、高浜市は「屋根工事費の3分の1・上限20万円(市内で製造し市内で販売した瓦なら25万円)」で、条例に基づく地場産業振興の制度です。申請するのも工事が終わってから。同じ三州瓦の話でも、市が変われば別の制度だと思ってください。

※加算されるのは使った面積の分だけです。屋根全体を市内産の瓦で葺き替えるのか、一部なのかで金額が変わります。葺き替えと瓦屋根の塗装は工事の中身が違うので、そこも見積もりで分けてもらってください。

金額の中身——3つ足すと78万3,500円

碧南市の瓦屋根の補助は、診断・改修・加算の3つでできています。

内容金額近隣の市との違い
耐風診断診断に要する費用(上限3万1,500円)△上の4市は2万1千円=1万500円高い
耐風改修「瓦屋根面積×2万4,000円」と「改修工事費」の低いほうの23%(上限55万2,000円)同じ
三州瓦加算市内産の粘土瓦の使用面積×1,200円(上限20万円)△上の4市には無い項目
合計最大78万3,500円(3つの上限を単純に足した数字です。実際は屋根の面積と工事費で決まるので、この額になるとは限りません)

改修の計算は「低いほうの23%」です。面積で計算した額と、実際の工事費を比べて、安いほうを使います。工事費を高く見積もっても、補助が増える仕組みにはなっていません。

この計算をするには、自分の家の屋根がおよそ何平方メートルあるかを知っておく必要があります。図面が手元にないなら、費用シミュレーターでおおよその面積と金額の幅を先に見ておくと、見積書が届いたときに補助の額まで自分で検算できます。

市のこのページの更新日は2022年3月25日です。年度によって金額や受付状況が変わることがあります。申し込む前に、必ず建築課(0566-95-9907)に今年度の扱いを確認してください。このページの数字も、その確認の材料として使ってください。

対象になる家の条件

診断と改修で、条件が分かれています。

診断の対象になる家

  • 令和3年12月31日以前に着工された瓦屋根の住宅——そして同年以降に瓦屋根の改修が行われていないこと。
  • 延べ面積が30平方メートル以上——戸建て、長屋、共同住宅が対象。併用住宅は住宅部分が延べ面積の2分の1以上あること。

令和3年12月31日という日付には理由があります。瓦の留め方の基準が改正され、2022年1月1日から新しい基準になりました。それより前に葺いた屋根が対象、ということです。

改修の対象になる工事

  • 診断の結果、告示基準に適合していない屋根——強風で屋根材が落ちて明らかに適合していないと市長が認めたものを含みます。
  • 瓦屋根の全面を基準に適合するよう改修する工事、またはスレート屋根・金属屋根等への改修——つまり葺き替えも対象です。

共通して必要なこと

条件中身
順番着手日(契約日)の前に交付決定を受けること。契約してからでは間に合いません
期限申請年度の2月末までに実績報告が完了すること
回数過去に瓦屋根改修費補助を受けていないこと
併用同じ経費を対象とする他の補助金との併用はできません。事前に建築課へ相談
頼む相手「瓦ぶき技能士」「瓦屋根工事技士」「瓦屋根診断士」のいずれかの資格者がいる工事店に診断を依頼すること

いちばん多い失敗は「順番」です。契約してから市役所に行っても受け付けてもらえません。見積もりを取る段階で「これは市の補助を使いたい」と伝えておいてください。

そして資格者がいる工事店の探し方も、市が案内しています。愛知県屋根工事業組合の加盟工事店と、全日本瓦工事業連盟の加盟店検索——この2つが市のページからリンクされています。「うちには有資格者がいます」と言われたら、資格の名前を聞いてください。上の3つのどれかであることが条件です。

耐震の条件は3つに分かれます

改修補助には、家の耐震性についての条件が付いています。3パターンあります。

家の状態必要なこと
1昭和56年6月1日以後に着工された住宅◯そのまま対象
2昭和56年5月31日以前に着工建築士が耐震性を有すると認めたもの
3昭和56年5月31日以前に着工で、2に当てはまらない△瓦屋根改修と合わせて耐震性を確保する改修を行うこと

新しい家のほうが、手続きは軽くなります。昭和56年6月1日より後に着工した家なら、耐震のことは考えずに申請できます。

古い家の場合は、まず碧南市の木造住宅無料耐震診断を受けるのが順序です。昭和56年5月31日以前に着工した2階建て以下の木造住宅(現に住んでいること)なら無料で、電話(0566-95-9907)でも電子申請でも申し込めます。

※耐震の診断値が1.0未満だった場合は、民間住宅耐震改修等補助金という別の制度が使えることがあります。ただしこちらも交付決定を受けてから契約・着工、申請年度の2月末までに完了実績報告、市税の滞納がないことが条件です。市は「申請は提出から交付決定まで約10日かかります」として、着工と契約の10日以上前に相談をと案内しています。

省エネ改修の補助は、隣の市と正反対です

ここは、碧南市を調べていて一番おどろいたところです。

愛知県の近隣の市では、省エネ改修の補助が年度の始まってすぐに終わっています。

市受付の状況
刈谷市2026年4月13日 午前11時30分に予算上限で終了
安城市2026年7月1日 午前9時1分に予算満了
碧南市△9月11日現在、予算2,450万円に対して残額1,068万4千円

碧南市は、市のページに予算の残額を載せています。これは他の市ではあまり見ない形です。

碧南市 民間住宅省エネ改修事業費補助金(ページID 22362・更新日2026年9月11日)

受付=令和8年4月1日から令和9年2月26日まで(予算終了時点で終了・先着順)
補助額=対象経費の5分の4またはモデル工事費の5分の4のうち少ない額で、上限70万円
報告締切=事業完了日から60日以内、または令和9年2月26日のいずれか早い日

残額は日々動きます。ここに書いた数字は9月11日時点で市が公表していたものです。申し込む前に、必ず市のページで最新の残額を見てください。市も「予算残額は交付決定した額であり、審査中の額は含まれていません」と注記しています。

ただし、塗装だけでは使えません

「70万円出るなら塗り替えに使いたい」——そうはいきません。市が条件をはっきり書いています。

「部分改修では、開口部(窓・ドア)の断熱改修工事又は躯体等の断熱化に係る改修工事が必須です。」

——同ページ「3 申請方法」より

窓かドア、または壁・天井・床などの断熱工事が入っていることが前提です。遮熱塗料を塗るだけでは、この条件を満たしません。

ただし使い道がないわけではありません。足場を組むタイミングで窓の断熱もやってしまうという考え方はあります。玄関ドアも対象になり得ます。塗装と断熱を同じ時期にまとめると、足場が1回で済みます。

そのほか、この補助で押さえておく点です。

  • 契約の前に申請する——「改修工事の契約の前に申請をしていただきます(契約後の補助申請は受付しません)」と市が明記しています。
  • 窓口へ直接持参する——「環境課窓口へ提出してください。(郵送不可)」。市は事前相談をすすめています。
  • 同じ家で1回だけ——「補助金は、同一住宅において1回限りとなります」。
  • 耐震性が要ります——全体改修・部分改修のいずれも、耐震性の安全が確保されている必要があります。
  • 他の補助と重ねない——国・県・市から他に補助を受ける場合、その部分の経費は除きます。

※国の制度と組み合わせる考え方は助成金の使い方にまとめています。遮熱塗料そのものの効き方は別のページです。

アスベストの補助は「吹付け」だけです

碧南市にはアスベスト対策費補助金があります。分析調査が上限25万円、除去等が3分の2で上限180万円。金額だけ見ると大きい制度です。

ただし、外壁の塗り替えではまず使えません。対象がはっきり限定されているからです。

「※吹付けアスベスト等とはレベル1の石綿含有吹付け材を指します。レベル2(石綿含有保温材、耐火被覆材、断熱材)及びレベル3(成形板等)は対象外です。」

——碧南市「アスベスト対策費補助金」(ページID 20453・更新日2024年4月1日)

戸建ての外壁や屋根で出てくる石綿含有建材は、多くがレベル3の成形板です。スレート屋根、けい酸カルシウム板の軒天、吹付け仕上げ材——このあたりが該当します。つまり、この補助の対象からは外れます。

だからといって、石綿の話が関係ないわけではありません。令和5年10月からは、一定規模以上の工事で有資格者による事前調査が義務になっています。補助は出ないけれど、手続きは必要——ここを分けて考えてください。詳しくは産廃処分費と石綿のページにまとめました。

三世代の補助に、外壁塗装は入りません

碧南市の三世代住宅建設等促進補助金は、金額が大きい制度です。

区分新築・購入リフォーム
三世代同居(市内で親世帯と子世帯が同じ建物に)定額40万円定額20万円
三世代移住同居(市外から転入して同居)定額60万円定額30万円
三世代近居(市外から転入して市内に近居)定額10万円—

「リフォームでも20万〜30万円出るなら、外壁塗装に使えるのでは」と思うところですが、市はリフォームの中身を2つに限定しています。

ア 調理室、浴室、便所及び玄関のうち2以上の増設又は改修を行う工事
イ 既存の住宅等の同一棟の増築又は一部の改築を行う工事(当該増築又は改築に係る床面積の合計が、10平方メートルを超えるものに限る。)

——碧南市「三世代住宅建設等促進補助金」(ページID 18546・更新日2025年4月1日)

外壁塗装は、アにもイにも当てはまりません。水回りを2か所以上いじるか、10平方メートルを超える増改築をするか——このどちらかが必要です。

※そのほかの条件=対象経費が100万円未満だと対象外/子世帯が18歳以下の子どもと同居している/床面積50平方メートル以上/工事・購入の契約日が令和4年4月1日以後/市税の滞納がない/工事完了または購入から1年以内に同居して申請する。

代理受領——立て替えなくて済みます

補助金はふつう、工事が終わって報告してから振り込まれます。つまりいったん全額を自分で払うことになります。碧南市には、それを避ける仕組みがあります。

補助金の代理受領制度(ページID 22098・更新日2024年9月19日)

「本来、申請者が受領する補助金を、申請者の委任を受けた業者が代理で補助金を受領することができる制度です。申請者が工事施工業者に支払う金額が補助金分すくなくなるので、当初用意する費用負担が軽減されます。」

使える制度は5つです。

  • 民間住宅耐震改修等補助金
  • ブロック塀の撤去費補助
  • 住宅瓦屋根耐風改修等補助金——このページの本題がここに入っています
  • 空き家除却費補助
  • アスベスト対策費補助金

使うときの注意も、市が書いています。

「補助金の申請者と契約先の業者との合意が必要です。」業者が対応していなければ使えません。そして「交付決定通知書と代理受領届出確認通知書を申請者に配達証明で郵送します。受け取りの確認ができない場合は、代理受領ができないのでご注意ください。」——郵便を受け取り損ねると使えなくなります。申請したら、郵便に気をつけていてください。

見積もりのときに「代理受領は使えますか」と聞いてみてください。支払いのタイミングが変わるので、資金の準備が楽になります。

そのほか、家にまつわる碧南市の制度

塗装とは直接つながりませんが、足場を組むついでに考える価値があるものを挙げておきます。

制度中身
ブロック塀等撤去費補助補助対象経費と「延長1mあたり1万円」の低いほうの2分の1・上限10万円。対象は道路からの高さが1mを超えるもの等で、建築基準法第42条の道路・通学路・避難所などに接するもの
空き家除却費補助解体費用の5分の4・上限20万円。昭和56年5月31日以前着工/1年以上使用していない/延べ床30平方メートル以上/不良住宅判定が必要(申請の14日前までに)
木造住宅無料耐震診断昭和56年5月31日以前着工の2階建て以下の木造住宅(居住中)が無料。電話・電子申請・メールで申込可
新築住宅建設等促進補助金令和7年度で終了(市内で生産等された粘土瓦の加算がありました)

ブロック塀は、外壁の工事と相性がいいです。足場や重機の出入り、廃材の運び出しがまとまるからです。ブロック塀のページもあわせてどうぞ。

碧南で塗り替えを考えている人が、いま確認すること

順番に並べます。

  • 屋根が瓦かどうかを確認する——瓦なら、まず耐風診断が使える可能性があります。令和3年12月31日以前に建てた家が対象です。
  • 資格者のいる工事店に診断を頼む——瓦ぶき技能士・瓦屋根工事技士・瓦屋根診断士のいずれか。市が組合の検索先を案内しています。
  • 「碧南市内で生産された粘土瓦か」を聞く——加算が付くかどうかがここで決まります。使用証明書を出せるかも聞いてください。
  • 窓の断熱を一緒にやるか考える——省エネ改修の補助はまだ予算が残っています(9月11日現在)。塗装と同じ足場でできます。
  • 契約の前に市へ相談する——瓦屋根も省エネも耐震も、契約してからでは間に合いません。
  • 同じ家を2〜3社に見てもらう——制度に詳しいかどうかは、質問への答え方で分かります。

補助が出るかどうかにかかわらず、金額は確かめられます。むしろ補助の話ができる会社かどうかを見るために、複数社に見てもらう意味があります。一括見積もりサービスの比較は、その相手を用意するための入口です。

結婚新生活支援事業——新婚なら最大40万円

碧南市には、外壁塗装に使える可能性のある制度がもう1本あります。住宅のページを探しても出てきません。結婚・子育てのカテゴリにあり、窓口も住宅の部署ではないからです。

補助上限お二人とも29歳以下 40万円/それ以外 20万円
対象になる費用令和8年4月1日から申請日までに支払った住宅取得費用(土地代を除く)/新規の住宅賃借費用(賃料と共益費は3か月以内分に限る)/リフォーム費用(婚姻を機に市内の住宅の機能の維持または向上を図るために行う、修繕、増築、設備更新等の工事に要した費用)/引越費用です。申請までに市が指定する講座等を夫婦とも受講する必要があります。
対象外倉庫及び車庫に係る工事費用/門、フェンス、植栽等の外構に係る工事費用/エアコン等の家電の購入及び設置に係る費用/土地代/引越の不用品の処分費用とレンタカー代等
所得お二人の合計所得が500万円未満
年齢婚姻日時点でお二人とも39歳以下
申請期間必要書類を碧南市企画財政部企画政策課政策推進係(本庁舎4階)まで持参します
窓口碧南市役所 企画財政部 企画政策課 政策推進係 電話0566-95-9865

碧南市は外壁塗装を名指ししていませんが、対象外の一覧にも入っていません。リフォーム費用として市が書いているのは「婚姻を機に市内の住宅の機能の維持または向上を図るために行う、修繕、増築、設備更新等の工事に要した費用」です。塗り替えを修繕として見るかどうかは、担当課の判断になります。申請より先に確認してください。

この制度はこども家庭庁の地域少子化対策重点推進交付金を使った単年度の事業です。年度が変われば金額も条件も変わります。予算の上限に達すると期間内でも受付を終えることがあるので、申請の前に必ず市の最新のページを見てください。

国の補助金なら使えますか

市に使える制度が無いと分かると、次に出てくるのがこの質問です。先に答えを書きます。外壁塗装そのものに出る国の補助金は、ありません。

よく名前が挙がるみらいエコ住宅2026事業も、対象は窓などの開口部の断熱改修、躯体の断熱改修、給湯器といった設備です。塗り替えは対象工事に入っていません。

まぎらわしいのが「躯体の断熱改修」です。これは壁・天井・床に断熱材を入れる工事のことで、断熱塗料や遮熱塗料を塗ることではありません。「外壁が対象」という説明だけを見て、塗り替えも入ると思ってしまう方がいます。

窓の断熱や給湯器の交換を同時にやるなら、その部分は対象になり得ます。ただし申請には「住宅省エネ支援事業者」に登録した業者が工事を請け負う必要があり、予算の上限に達した時点で受付が終わります。くわしくは国の制度と外壁塗装の関係にまとめました。

よくある質問

碧南市に外壁塗装の助成金はありますか?

外壁塗装そのものを対象にした制度はありません。碧南市の公式FAQに「住宅の外壁塗装の補助金や助成金について、碧南市では制度がありません」と書かれています。ただし屋根が瓦なら、瓦屋根耐風改修等補助金が使える可能性があります。診断3万1,500円、改修55万2,000円が上限で、さらに市内で生産された粘土瓦を使うと最大20万円が上乗せされます。

「三州瓦加算」は、三州瓦なら何でも対象ですか?

市の説明は「市内に本社又は工場を有する事業者の事業所において生産された粘土瓦を使用した場合」となっています。産地の呼び名ではなく、碧南市内で生産されたかどうかが条件です。申請には「三州瓦使用証明書」という専用の様式があるので、見積もりの段階で「この瓦は加算の対象になりますか」と業者に確認してください。加算額は使用面積1平方メートルあたり1,200円で、上限20万円です。

金属屋根に葺き替えても対象になりますか?

なります。改修補助の対象は「瓦屋根全面について基準に適合するよう改修を行うもの又はスレート屋根、金属屋根等への改修を行うもの」とされています。ただし葺き替えた場合は瓦を使わないので、三州瓦加算は付きません。

省エネ改修の補助は、まだ間に合いますか?

碧南市の民間住宅省エネ改修事業費補助金は、9月11日現在で予算額2,450万円に対して残額1,068万4千円と市が公表しています。先着順で予算が尽きた時点で終了します。近隣では安城市が7月1日の午前9時1分、刈谷市が4月13日の午前11時30分に受付を終えていますので、碧南市はかなり長く残っているほうです。ただし残額は日々動くので、必ず市のページで最新の数字を見てください。

省エネ改修の補助で、外壁塗装はできますか?

塗装だけでは使えません。部分改修の場合、市は「開口部(窓・ドア)の断熱改修工事又は躯体等の断熱化に係る改修工事が必須」としています。窓かドア、または壁や天井の断熱工事が入っていることが前提です。塗り替えのついでに窓の断熱もするなら、相談する価値があります。契約の前に申請する必要がある点にも注意してください。

アスベストの補助は、外壁の塗り替えで使えますか?

使えないことがほとんどです。碧南市のアスベスト対策費補助金は対象を「吹付けアスベスト等」つまりレベル1に限っていて、「レベル2(石綿含有保温材、耐火被覆材、断熱材)及びレベル3(成形板等)は対象外です」と明記しています。戸建ての外壁や屋根で出てくる石綿含有建材は、多くがレベル3の成形板です。

三世代同居の補助で、外壁塗装はできますか?

できません。碧南市が定めるリフォームの中身は2つだけで、「調理室、浴室、便所及び玄関のうち2以上の増設又は改修を行う工事」か「同一棟の増築又は一部の改築を行う工事(床面積の合計が10平方メートルを超えるものに限る)」です。外壁塗装はどちらにも当てはまりません。

補助金は、いつもらえますか?

原則は工事が終わって実績報告をしてからです。ただし碧南市には代理受領制度があり、瓦屋根耐風改修、耐震改修、ブロック塀撤去、空き家除却、アスベスト対策の5つで使えます。業者が市から直接受け取るので、施主が用意する金額がその分少なくて済みます。使うには業者との合意が必要で、市から配達証明で届く通知を受け取れないと代理受領ができない点に注意してください。

塗り替えで固定資産税は上がりません。下がりもしません。上がるのはどんな工事なのかを、外壁塗装と固定資産税で条文から確かめています。

参考にした情報(碧南市公式)

  • 碧南市「令和8年度碧南市結婚新生活支援補助金」(更新日 2026年6月16日/リフォーム費用=「婚姻を機に市内の住宅の機能の維持または向上を図るために行う、修繕、増築、設備更新等の工事に要した費用」、除かれるのは「倉庫及び車庫に係る工事費用」「門、フェンス、植栽等の外構に係る工事費用」「エアコン等の家電の購入及び設置に係る費用」/上限が29歳以下40万円・39歳以下20万円と、全国の定番(60万円・30万円)より低い/申請までに市指定の講座等の受講が必要で、ライフデザイン支援講座は「碧南市パパママ教室への参加」が挙げられている)
  • 碧南市 建設部 建築課「外壁塗装の補助金・助成金について質問したい」(ページID 17393・更新日2021年5月25日)——「住宅の外壁塗装の補助金や助成金について、碧南市では制度がありません。」
  • 碧南市「住宅瓦屋根耐風改修等補助金制度」(ページID 18554・更新日2022年3月25日)——住宅瓦屋根耐風診断費補助「対象となる瓦屋根の耐風診断に要する費用(上限3万1,500円)」/住宅瓦屋根耐風改修費補助「対象となる瓦屋根面積(平方メートル)に2万4,000円を乗じた額又は、改修工事に要する費用のどちらか低い額の23%(上限55万2,000円)」/三州瓦加算「市内に本社又は工場を有する事業者の事業所において生産された粘土瓦を使用した場合、使用面積(平方メートル)に1,200円乗じた額を加算(上限20万円)」/診断対象「令和3年12月31日以前に着工された瓦屋根の住宅で、同年以降に瓦屋根の改修が行われていないもの」「延べ面積が30平方メートル以上のもの」/改修対象「瓦屋根全面について基準に適合するよう改修を行うもの又はスレート屋根、金属屋根等への改修を行うもの」/耐震要件の3区分/「着手日(契約日)前に補助金の交付決定を受けたもの」「申請年度の2月末までに実績報告が完了するもの」「過去に瓦屋根改修費補助を受けていないもの」/「補助を利用するためには、『瓦ぶき技能士』、『瓦屋根工事技士』、『瓦屋根診断士』のいずれかの資格取得者がいる工事店に診断を依頼してください」(市は愛知県屋根工事業組合と全日本瓦工事業連盟へのリンクを案内)/他の補助金との併用不可/「三州瓦使用証明書」の様式あり
  • 碧南市 経済環境部 環境課「民間住宅省エネ改修事業費補助金」(ページID 22362・更新日2026年9月11日)——受付「令和8年4月1日(火曜日)から令和9年2月26日(金曜日)ただし、予算終了時点で終了(先着順)」/申請受付状況「(9月11日現在)予算額(当初予算)24,500千円 予算残額10,684千円」「予算残額は交付決定した額であり、審査中の額は含まれていません」/「部分改修では、開口部(窓・ドア)の断熱改修工事又は躯体等の断熱化に係る改修工事が必須です」/「改修工事の契約の前に申請をしていただきます。(契約後の補助申請は受付しません)」/「申請書類を環境課窓口へ提出してください。(郵送不可)」/「補助金は、同一住宅において1回限りとなります」/補助金額「補助対象経費の5分の4又はモデル工事費の5分の4のいずれか少ない額で、上限額は70万円」/報告締切「事業完了日から60日以内又は令和9年2月26日(金曜日)のいずれか早い日」
  • 碧南市「アスベスト対策費補助金」(ページID 20453・更新日2024年4月1日)——「※吹付けアスベスト等とはレベル1の石綿含有吹付け材を指します。レベル2(石綿含有保温材、耐火被覆材、断熱材)及びレベル3(成形板等)は対象外です。」/分析調査「上限25万円」/除却等「除去等に要する経費の2/3(上限180万円)」/「申請年度の2月末までに終える必要があります」「申請前に工事の契約や着手を行ったものは補助対象外」
  • 碧南市「三世代住宅建設等促進補助金」(ページID 18546・更新日2025年4月1日)——三世代同居「定額40万円(リフォームは20万円)」/三世代移住同居「定額60万円(リフォームは30万円)」/三世代近居「定額10万円」/「対象となる経費が100万円未満の場合は、補助対象外」/リフォームの定義「ア 調理室、浴室、便所及び玄関のうち2以上の増設又は改修を行う工事」「イ 既存の住宅等の同一棟の増築又は一部の改築を行う工事(当該増築又は改築に係る床面積の合計が、10平方メートルを超えるものに限る。)」/床面積50平方メートル以上/契約日が令和4年4月1日以後
  • 碧南市「補助金の代理受領制度」(ページID 22098・更新日2024年9月19日)——「申請者が工事施工業者に支払う金額が補助金分すくなくなるので、当初用意する費用負担が軽減されます」/使える補助事業=民間住宅耐震改修等補助金制度、ブロック塀の点検のお願い及び撤去費補助制度、住宅瓦屋根耐風改修等補助金制度、空き家除却費補助制度、アスベスト対策費補助金/「補助金の申請者と契約先の業者との合意が必要です」「交付決定通知書と代理受領届出確認通知書を申請者に配達証明で郵送します。受け取りの確認ができない場合は、代理受領ができないのでご注意ください」
  • 碧南市「ブロック塀の点検のお願い及び撤去費補助制度」(ページID 9064・更新日2024年7月2日)/「空き家除却費補助制度」(ページID 9065・更新日2026年5月18日)/「木造住宅無料耐震診断」(ページID 9057・更新日2026年5月7日)/「民間住宅耐震改修等補助金制度」(ページID 17505・更新日2025年4月1日)/「建築物の建築、改修などの補助金」(ページID 5645・更新日2025年4月1日)/「碧南市新築住宅建設等促進補助金」(ページID 6018・「この補助金制度は令和7年度で終了しました」)
  • 問い合わせ先=瓦屋根・耐震・ブロック塀・空き家・アスベストは建設部 建築課 建築行政係(0566-95-9907)、省エネ改修とスマートハウスは経済環境部 環境課(0566-95-9900)、三世代住宅は建築課
  • すべて2026年8月31日に碧南市公式サイトで確認しました。金額・受付状況・予算残額は変わります。申し込む前に必ず市の担当課で最新の内容を確認してください。とくに瓦屋根の制度はページの更新日が2022年3月25日で、年度ごとの扱いは市への確認が必要です
  • 碧南市「結婚新生活支援補助金」を開く——金額と受付状況は年度で変わります。申請の前に、必ずここで最新の内容を確かめてください

最終確認日:2026年9月11日(民間住宅省エネ改修事業費補助金は受付中・9月11日現在の予算残額1,068万4千円(市のページ更新日 2026年9月11日))。受付状況や金額は年度の途中でも変わります。申請の前に必ず最新の公式ページと窓口でご確認ください。

愛知県内の26市町を、1件ずつ市の公式情報で調べています。——碧南市で出ても出なくても、隣の市では条件が違うことがあります。全体像は愛知県の助成金まとめにあります。

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